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7月16日、各部署の所長・主任・副主任・リーダーなどを対象として「問題解決のプロセスについて」という研修がおこなわれました。
介護や福祉職の場合、専門職としての研修(例えば介護技術や医療知識など)が多くなります。
でも、チームや組織でリーダーとしての役割を務める職員には、それとは全く異なる能力が必要となります。
チームマネジメントや人材育成、リーダーシップといった能力・スキルが求められますが、その1つに「問題解決の能力」があります。
どんなチームにも「問題」はありますし、ゼロになることはありません。これらを1つ1つ解決していくことが、チームを向上させることにつながっていきます。
とはいえ問題はたくさんあり、しかも複雑に絡み合っていることが多いため、どこからどのように手を付けたらいいのか・・と悩んでしまうことも少なくありません。
どのような手順で、どんなステップを踏んだら問題の解決につながるのか・・そんな「問題解決のための4ステップ」を解説しながら、実際にそのプロセスを体験してみる、という研修でした。
そのため、研修の大半がグループでのワーク。
事例を基に問題を全て書き出してみることからスタートし、それを関連度の高低により並べ替え、グループを作ることで、絡み合った問題を整理していきます。
そして後半では、「どのような解決手段を選ぶか」をメンバー全員で議論し決定する、というプロセスを体験します。
「日本人は議論が苦手」と良く言われます。根回しをしておいて、満場一致、異議なし!で決定するのが理想的だと考える人が多いようです。
でも、これでは様々な視点・角度から、色々な意見を出し合い、話し合いながら「最も良い決定を導く」ということが全く出来ません。
「多様性」の大切さが改めて強調されるこの時代、何かを決定するプロセスも変わっていく必要があることを感じました。
最後に各部署で今日体験した「4ステップ」を用いた問題解決に取り組むことが宿題として出されました。
研修から実践へ。
実践から学びへ。
良いサイクルをつなげて行きたいですね!